インターネット上にわいせつ動画をアップロード→執行猶予付き判決
[事例 320] その他 その他
性別 | 男性 | 相談に至った 経緯 |
・執行猶予にしてほしい | |
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年齢 | 40代 | |||
職業 | 会社役員 | |||
罪名 | わいせつ電磁的記録等送頒布 | |||
弁護活動の結果 | 執行猶予 |
背景
Aさんは、インターネット上にわいせつ動画をアップロードしたことで逮捕勾留され、起訴されてしまいました。
逮捕前の段階で、Aさんご自身が当事務所に相談に来られ、弁護のご依頼がありました。
Aさんのご依頼は、もし起訴された場合に執行猶予になるように弁護を行ってほしいというものでした。
弁護士対応 - 執行猶予獲得を目指し弁護活動を行った
裁判ではAさんの奥さんに情状証人として出廷してもらい、今後のAさんの監督を約束してもらいました。
また、Aさんご自身も裁判官の前で自らの判断でこれまでにアップロードしたわいせつ画像を消去したことなどのほか、今後、二度と犯罪を行わないという決意を述べてもらいました。
結果 - 執行猶予付き判決を獲得
検察官からは、懲役1年及び罰金が求刑されましたが、Aさんが反省していることなどが考慮され、懲役1年・罰金、懲役刑について3年間執行猶予の判決が宣告され、実刑を避けることができました。
今回、Aさんは、インターネット上にわいせつ画像をアップロードしたことで利益を得ていたため、懲役刑に加えて罰金刑を科されてしまいましたが、反省していることを裁判で十分に示すことができたため、懲役刑については執行猶予を獲得することができました。