少年時代に前科のあった人が成人してから酔って盗撮を行い逮捕

[事例 194] 性・風俗事件 盗撮
性別 男性相談に至った
経緯
・家族が逮捕された
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい
・示談したい
年齢 20代
職業 学生
罪名盗撮
弁護活動の結果不起訴

背景

ある日、担当弁護士の携帯電話に、以前の依頼人のご家族から「子供が逮捕されてしまっているようだ。今日検察庁に行くと聞いている」という連絡が入りました。
その時は、幸いにも検察庁の勾留請求が却下され、釈放されました。

釈放後、ご本人を連れて事務所に来てもらい、話を聞きました。事件は酔っ払った状態で、女性のスカートの中を盗撮してしまったというものでした。

弁護士対応 - 被害者へ示談交渉と再犯防止のためクリニック通院

この方は、少年時代にいくつかの前歴がありました。そのうちの最後の一つが、担当弁護士が付添人として活動したものでした。

成人になってからの刑事事件は初めてで、前科はありませんでしたが、前歴がどのように扱われるか判断が難しいところでした。

しかし、何れにしても今回の被害者と示談ができなければ不起訴処分はありません。よって、直ちに示談交渉を始めました。

幸いにも被害者の方は、依頼人のことを気遣ってくれ、しっかりと再犯防止のためのクリニックへの通院等をしてくれるのであれば、今回に限っては許すと言ってくれました。

その上で、検察官に対しては、通院の状況等を記載した意見書を提出しました。

結果 - 不起訴処分に

結果として、不起訴処分となりました。

弁護士からのコメント

当たり前のことですが、初めて警察沙汰になってしまった人と、これまでも何度も同じようなことをしてきた人では処分に差がでます。特に、前科前歴がある場合には、そうでない人に比べて、仮に今回の事件の被害者と示談ができても、不起訴にしてもらえないケースもあります。

今回もその危険がありましたが、まだ依頼人が若く、また、しっかりと通院等の対応をしていることを踏まえてもらった結果、不起訴にしてもらえたのではないかと思います。