Vol4. 山森 一男 弁護士

泉総合法律事務所 山森一男弁護士

刑事弁護の専門家として、今後の事件の見通し、取りうる選択肢などを適切に提示し、どのように弁護活動を進めていくかについて、きちんと依頼者の方の納得を得て進めていくようにしています。

出身学校はどちらですか?

出身大学は、早稲田大学法学部です。大学院は東京大学法科大学院になります。

 

山森先生にとっての刑事弁護の意義とは?

刑事弁護は、警察での被疑者の方との接見や、被害感情の強い被害者との示談交渉など、肉体的・精神的に大変なこともあります。ですが、自分の弁護活動によって、早期に釈放された、処分が軽くなった、などの成果が出ると、依頼者の方やご家族と密にコミュニケーションを取りながら弁護活動を行うこともあって、ダイレクトに依頼者の方などの喜びや安堵感を感じられるところにやりがいを感じます。

また、刑事弁護では、被疑者や被告人といった依頼者の方が適正な刑事処分を受けられるように活動するわけですが、これはご本人以外にとっても非常に意味のあることだと考えています。

まず、被害者の方がいる犯罪においては、被害者の方との示談交渉を進めていくことになりますが、示談成立の結果が被疑者や被告人の刑事処分に有利に働くだけでなく、被害者の方にとっても適切な被害弁償を受けられるきっかけになります。

次に、刑事弁護においては、被疑者や被告人の方に、事件と深く向き合ってもらい、反省を促し、同時に更生のための環境整備を行うなどして、二度と犯罪行為を行わないことを手助けしていきます。これは、再犯可能性をなくすことで、被疑者や被告人の刑事処分を軽くすることにつながるからですが、今後の犯罪の発生を防ぐという意味では、社会的にも意義のあることだと考えています。

 

事件解決のため、心がけている・気をつけていることはありますか?

これは刑事事件にかぎったことではないかもしれませんが、まずは依頼者の方やご家族の方のお話をよく聞き、さらに警察や検察といった捜査機関からも必要に応じて話を聞くなどして、的確な情報を収集することを心がけています。
そのうえで、刑事弁護の専門家として、今後の事件の見通し、取りうる選択肢などを適切に提示し、どのように弁護活動を進めていくかについて、きちんと依頼者の方の納得を得て進めていくようにしています。

また、依頼者の方にご納得いただくためには、まずきちんと理解していただくことが必要ですので、かみ砕いた分かりやすい説明をするよう気を付けています。そして密にコミュニケーションをとることによって、疑問点や不安なところがある場合でも、気軽に聞いていただきやすい状況を作るようにしています。

 

では、刑事事件に対するスタンス・ポリシーを教えてください

刑事弁護では、一刻も早く身柄解放活動をしたり、検察官が処分を決定する前に被害者の方と示談をしたりしなければならないなど、民事事件に比べ、多くの場面でタイトな時間制限があります。
そのため、私は、刑事弁護において、可能な限り先手を打ち、素早く行動するなど、「スピード感」をもっとも大事にしています。
ただ、刑事事件の処分結果は、被疑者や被告人の方の人生を左右する問題でもあるので、「丁寧さ」も意識しています。

 

これまでにどのような刑事事件を取り扱ってきたのですか?

私が今までに扱ってきた刑事事件は、
詐欺、電子計算機使用詐欺、業務上横領、窃盗、事後強盗、強盗、銃刀法違反、住居侵入、建造物侵入、器物損壊、暴行、傷害、脅迫、恐喝、強制わいせつ、公然わいせつ、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列、迷惑防止条例違反、児童福祉法違反、児童ポルノ法違反、覚せい剤取締法違反、公務執行妨害、公用文書毀棄、軽犯罪法違反、法人税法違反、過失運転致傷、道路交通法違反
など、多岐にわたります。

 

最後に、弁護士へ相談しようか迷っている人にメッセージをお願いします。

ご家族が逮捕・勾留されている事件については、検察の処分が決まるまでの時間制限がありますし、身柄拘束を一刻も早く解くという意味でも、なるべく早く弁護士にご相談されることをおすすめします。
また、身柄拘束がされていない事件であっても、今後どうなるのかという不安をご本人だけで抱え込むのではなく、弁護士にご相談いただければと思います。それによって、不安が解消できることもありますし、事件解決への糸口が見つかるかもしれません。
そして、現に刑事事件となっている場合、弁護士が入らないと事態が好転しない場合というのは少なからずあります。
あなたの状況にあったアドバイスができると思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。