病気の影響で通勤途中に痴漢行為をしてしまった

[事例 188] 性・風俗事件 痴漢
性別 男性 相談に至った
経緯
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい
年齢 20代
職業 会社員
罪名 千葉県迷惑防止条例違反
弁護活動の結果 不起訴

背景

Aさんは、病気の影響もあり、通勤途中で痴漢行為をしてしまいました。

病気の影響もあったのですが、捜査をしていった検察官からは、お咎めなしということはいかず、このままでは罰金になってしまうので早めに示談をしてほしいということを言われました。

そこで、Aさんは早期に示談交渉をすべく、弊所にいらっしゃいました。

弁護士対応 - 謝罪文の作成と被害者との示談交渉

Aさんからご依頼を受けるとすぐに、謝罪文の作成を始めました。謝罪文が出来上がると同時期に、検察官に被害者情報を確認したいとお伝えしました。
そして、検察官が被害者側に確認の上で、当職らに教えてくれました。

その後、示談交渉を進めていったところ、被害者側としたら、対策を取っていてくれたらそれでいいということを仰っていたので、適切な賠償金額と共に、再犯防止措置を取っている現状をお伝えしたところ、了解して頂けました。

結果 - 不起訴処分に

結果として、本件は不起訴処分となりました。

弁護士からのコメント

本件は、検事調べが終了していたこともあり、最終決済が近い事案でしたので、早期に対応いたしました。

対応したところ、被害者側も交渉を受け入れてくださりましたし、検察官にも交渉開始の旨を伝えたところ、ある程度待ってもらえることになりました。

また、この種の示談においては、やはり再犯防止措置というのがある程度重要になってきます。したがって、その点について考えている弁護士に相談した方が良いと思われます。