寝ている女子高生に触れてしまい後日被害届→不起訴処分
[事例 272] 性・風俗事件 強制わいせつ
性別 | 男性 | 相談に至った 経緯 |
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい ・示談したい |
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年齢 | 40代 | |||
職業 | 会社員 | |||
罪名 | 強制わいせつ | |||
弁護活動の結果 | 不起訴 |
背景
Aさんは、被害者家族とは、家族ぐるみの付き合いがあり、その日も両家で食事などをしていました。
その後、被害者である女子高生は、その日はAさんの家に泊まっていく予定であったので、Aさんとともに先にAさん宅へ行き、Aさんの寝室で就寝しました。
夜中にふとAさんが目を覚ますと、いつもはAさんの奥さんが寝ている隣のベッドに、女子高生が寝ていたことから、魔が差して、その足や腕などに触れてしまいました。
Aさんは、女子高生に発覚することをおそれすぐに行為をやめましたが、後日このことにつき、女子高生が親に相談し、Aさんとその奥さんが被害者家族に謝罪することとなりました。
それから半年近く経ち、Aさんは警察から呼び出しを受け、今回の件につき、最近になって被害届が出されたことを知り、相談に来られました。
弁護士対応 - 示談交渉、接見禁止解除、保釈、法務局へ供託の対応
Aさんは、自分の行った行為を反省しており、被害者に謝罪と賠償を希望していましたので、弁護士が間に入り、示談交渉を行うことにしました。
しかし被害者は、警察段階では示談の意思がなく、連絡先を教えてもらうことができませんでしたが、事件が検察庁に送致されてからは態度が軟化し、交渉の末示談することができました。
結果 - 不起訴処分に
結果として、その後不起訴処分となりました。
被害者が未成年の場合、示談の相手方はその親などの親権者となります。
一般的に、親御さんは事件に対してのお怒りが強く、示談交渉が困難なケースが多いですが、そのような場合であっても、粘り強く交渉し、謝罪や賠償の意を伝えることで、示談に至ることもあります。
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