駐車禁止除外のシールを偽造→不起訴処分

[事例 468] その他 その他
性別 男性 相談に至った
経緯
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい
年齢 40代
職業 会社員
罪名 公文書偽造、同行使
弁護活動の結果 不起訴

背景

Aさんは、駐車禁止除外のシールを偽造して車に貼っていたところ、警察官に見つかってしまい、取調べを受けました。

Aさんご自身が当事務所に相談に来られ、不起訴処分にしてほしいとのことで弁護の依頼がありました。

弁護士対応 - 再犯防止対策について指導

ご依頼を受けた後、Aさんご自身に、今後二度と同様の行為を行わないための対策をまとめてもらいました。また、ご家族等にも監督を依頼するなどして、Aさんが再犯に及ぶ可能性が低いことを示す資料を集めました。

それらを基に、送致後、担当検察官に対して、Aさんが反省していることや再犯の可能性が低いことなどを示して不起訴処分とするよう求めました。

結果 - 不起訴処分

結果的に、不起訴処分となりました。

弁護士からのコメント

公文書偽造のような被害者のいない事件では、示談を行うということができません。その場合、ご本人が深く反省していることや、再犯の恐れが低いことを示す資料を集めて、それらを基に不起訴処分を求めることになります。

今回は行いませんでしたが、反省していることをより具体的に示すために「贖罪寄付」を行う場合もあります。