イライラして路上で見知らぬ人を殴ってしまった→不起訴処分
[事例 386] 暴力事件 暴行
性別 | 男性 | 相談に至った 経緯 |
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい ・示談したい |
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年齢 | 40代 | |||
職業 | 会社員 | |||
罪名 | 暴行罪 | |||
弁護活動の結果 | 不起訴 |
背景
ある日Aさんは、電車内での揉め事があり、その時の興奮状態が冷めやらないまま路上において目の前の人に暴力をふるってしまいました。そして、警察に現行犯逮捕されてしまいました。
Aさんは釈放されたものの、今後の捜査や自身に起こること等に不安を感じ、当事務所に示談交渉等の依頼をされました。
弁護士対応 - 被害者との示談交渉
Aさんの依頼を受けて、弁護士は早速示談交渉に取り掛かりました。
具体的には、被害者の方と示談交渉をするための段取りをつけました。その後、被害者の方と実際にお会いすることができたので、Aさんが今反省をしていて謝罪と償いをしたい旨をお伝えしました。
示談金について当初こちらから提示しましたが、被害者の方は上乗せを要求されました。Aさんに確認をした上で交渉を進め、最終的に示談金がまとまり示談成立となりました。
結果 - 不起訴処分
これら示談の経緯等を担当検事に報告をしたところ、Aさんは不起訴処分となりました。
示談交渉の際の示談金については相場がありません。
基本的には、これまでの刑事弁護経験を踏まえた示談金額を見積もり、被疑者の方にご用意していただいた上で、最初に提示すべき金額等を検討して被害者にご提案をします。
そこで一回での示談が成立する場合もございますが、一回での示談は成立せず、2度〜3度の交渉となることが多いです。
そして、示談金の上乗せを迫られるケースもほとんどです。
示談交渉の際には、被疑者の方にあらかじめ示談金の最大限ご用意できる金額を伺っております。弁権人としては、その範囲内で示談を成立させることに尽力しております。