居酒屋で酔った勢いで店員に暴行をしてしまった→不起訴処分
[事例 258] 暴力事件 暴行
性別 | 男性 | 相談に至った 経緯 |
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい ・示談したい |
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年齢 | 50代 | |||
職業 | 会社員 | |||
罪名 | 暴行 | |||
弁護活動の結果 | 不起訴 |
背景
Aさんは数ヶ月前、居酒屋でお酒に酔って店員の方と揉め、胸ぐらを掴むなどしてしまいました。
Aさんは「警察の取り調べを受けている、なんとか不起訴にしてもらえないだろうか」とご依頼されました。
弁護士対応 - 被害者への示談交渉を行う
依頼を受けた弁護士は、すぐに検察官に連絡を取り、被害者の方の連絡先を弁護士に限って教えてもらえないかをお願いしました。検察官もすぐに対応してくれたようで、数日後には被害者と連絡が取れました。
ただ、被害者が遠方に引っ越していたため、直接お会いすることは難しく、電話で示談交渉をすることになりました。
Aさんからの謝罪の言葉や反省の態度を伝えると、幸いにも被害者の方は許してくれました。
結果 - 不起訴処分に
示談書を検察官に提出したところ、ただちに不起訴になりました。依頼を受けてから1ヶ月後のことでした。
暴行は、比較的軽微な事件であることは間違いありません。そのため、示談をしなくても不起訴になるケースもあります。
しかし今回はお酒に酔ってのことであり、また(ここでは詳しくは書けませんが)その暴行の態様もあまりよくありませんでした。
そのため、示談をしなくても不起訴になると断言できるものではありませんでした。
今回は、幸いにも被害者の方がすぐに示談に応じてくれましたので、依頼を受けてからわずか1ヶ月で不起訴とすることができました。