酔っぱらってホテルでデリヘル嬢に暴行→不起訴処分

[事例 231] 暴力事件 暴行
性別 男性相談に至った
経緯
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい
・示談したい
年齢 50代
職業 会社員
罪名暴行
弁護活動の結果不起訴

背景

ある日、Aさんは、酔っぱらった勢いから、デリヘルを呼んでホテルに行きました。
その後、ホテルの受付付近でデリヘル嬢に暴行をしてしまい、周囲の人の通報により警察署へ行くことになりました。

Aさんは幸いにも逮捕はされませんでしたが、暴行事件として処理されてしまいました。

その後、Aさんは、被害者の方に対して大変申し訳ないことをしてしまってお詫びをしたいとして、事務所に来所され依頼をされました。

弁護士対応 - 被害者との示談交渉

我々としては、今回の件でも、まず被害者の方との示談交渉を直ちに行うべく、検察庁に対して被害者情報の開示を求める働きかけを行いました。

その後、検察庁からの回答を待っていましたが、担当検察官からは、被害者との連絡が取れないとの回答がありました。そして、その後も、検察官の方で一向に被害者との連絡が取れない状態が続いているとのことでした。

結果 - 不起訴処分に

最終的に、検察官は被害者との連絡が取れないとのことで、Aさんの処分を検討して、不起訴処分にしました。

弁護士からのコメント

今回のAさんのように、被害者との連絡が取れない場合にも、不起訴処分となる場合があります。
その理由としては、捜査機関(警察や検察官)として、被害者に被害状況との確認をして証拠の有り無しを確認したいけれども、肝心の被害者との連絡が取ることができないから、という場合もあります。

このような場合には、捜査機関側に被疑者を起訴する証拠が十分にそろわないために、最終的に嫌疑不十分として不起訴となるのです。

ただし、嫌疑不十分となるのは、あくまでの被害者の側の事情であり、それはたまたまの偶然の事情ということになります。

ですので、被疑者として捜査を受けている以上、目指すべきはやはり、被害者の方との示談成立であり、そこへ向けての努力をできる限り行うべきであると考えます。