寝ている人のバッグから盗もうとして窃盗未遂で逮捕、勾留
[事例 53] 財産事件 窃盗
性別 | 男性 | 相談に至った 経緯 |
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい ・会社や学校に知られたくない ・示談したい ・接見・差入れしたい |
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年齢 | 30代 | |||
職業 | 会社員 | |||
罪名 | 窃盗未遂 | |||
弁護活動の結果 | 不起訴 |
背景
Aさんは、寝ている人のバッグの中から物を取り出そうとしました。
そのことでAさんは逮捕され身柄を拘束されてしまいました。窃盗未遂罪ということでした。
Aさんのご家族から当事務所にご相談があり、ご依頼をいただきました。
弁護士対応 - 準抗告の申立て、被害者との示談交渉
ご依頼を受けた際には、すでに勾留決定がなされていました。1、2日であれば体調不良を理由として仕事を休むことも可能かもしれませんが、このまま勾留が続いてしまえば仕事にも影響が出かねません。そこで、早期の身柄解放を図るために、裁判所に準抗告を申立てました。
その一方で、本件は被害者に迷惑をかけたことは間違いない事案でしたので、被害者の了解のもと連絡先を教えていただき、謝罪と償いの話をしました。
ご依頼を受けた当日、接見に行き事情を伺ったうえで、準抗告の申立ての準備をしました。その翌朝には準抗告を申立て、その結果、勾留請求は却下となりました。
結果 - 準抗告の申立てが認められ、身柄解放。最終的に不起訴処分を獲得。
その日のうちに本人の身柄は警察署から解放され自宅に戻ることができたため、無事に職場復帰も果たせました。被害者にも謝罪と償いを受け入れていただいた結果、不起訴処分となりました。
今回のケースでは、ご家族の協力もあり、結果早期に身柄の解放がなされたため、職を失うなどの最悪の事態を回避することができました。
弁護士であればすぐに身柄解放に向けた活動をすることができます。刑事事件ではスピードも重要となります。最善の結果を導くためにも、事件後すぐにご相談されることをおすすめします。