車の運転中に因縁をつけられ、お互いに暴行→示談不成立も検察官に働きかけ不起訴処分

[事例 32] 暴力事件 暴行
性別 男性相談に至った
経緯
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい
・示談したい
年齢 40代
職業 会社員
罪名暴行
弁護活動の結果不起訴

背景

Aさんは、自動車を運転中、前のタクシーが停車したために停止しました。そうしたところ、Aさんの後ろを走っていた自動車の運転手から因縁をつけられました。言い争いになり、お互い胸ぐらをつかむなど暴行を行い、双方が暴行罪の被疑者という扱いになりました。なお、逮捕はされず、在宅での捜査でした。

弁護士対応 - 不起訴処分が相当であると検察官に主張。

示談をすることによって不起訴処分を目指しましたが、暴行態様につき、お互いの言い分が食い違っており、示談は成立しませんでした。
しかし、あきらめずに検察官と交渉する方法で不起訴処分を得ることを目指しました。その際、お互いにケガはしておらず犯罪としては軽微なこと、Aさんが反省しており謝罪の意思も持っていることなどから、不起訴処分が相当である旨を伝えました。

結果 - 不起訴処分を獲得。

検察官が弁護人からの意見に理解を示してくれ、結果として不起訴処分になりました。

弁護士からのコメント

通常、被害者がいる犯罪において不起訴処分を得るためには、被害者の方と示談をすることが最も有効な手段です。
しかし、時には示談が成立しないこともあります。それでも、今回のように、事件の性質によっては不起訴処分を得ることもできますので、弁護人としては、あきらめずに方法を探すことが大切であると思います。