飲み会のあと泥酔して街中を全裸で歩いてしまった→早期に身柄解放となり、不起訴処分
[事例 16] 性・風俗事件 公然わいせつ
性別 | 男性 | 相談に至った 経緯 |
・家族が逮捕された ・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい ・起訴された・釈放してほしい ・接見・差入れしたい |
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年齢 | 40代 | |||
職業 | 会社員 | |||
罪名 | 公然わいせつ | |||
弁護活動の結果 | 不起訴 |
背景
Aさんは、深夜、飲み会のあと泥酔してしまい、街中を全裸で歩き回り、目撃した通行人に通報され、直ちに警察に現行犯逮捕されてしまいました。
Aさんのご家族から、Aさんの早期の身柄解放をしてほしいとのことで、ご依頼をいただきました。
弁護士対応 - 身柄拘束が必要ないこと、断酒の取り組み状況などを検察官にアピールした。
Aさんは、家族も定職もあり、長期間身柄拘束を受けることにより生じる不利益が甚大だったため、直ちに身柄解放活動に着手しました。
Aさんの反省とお酒を断つ決意を、上申書として書面にするとともに、家族からは身元引受書を提出していただき、Aさんを指導監督する環境を整えました。そのうえで、弁護人は直ちに検察官と面談し、これ以上の身柄拘束の必要がないこと、むしろ身柄拘束の継続は、Aさんの仕事の関係上、必要以上の不利益が生じてしまうことを説明し、勾留請求しないように説得しました。
その結果、検察官の勾留請求を回避することができました。
その後も、Aさんの再犯防止に向けた断酒の取り組み状況を検察官に報告し、前科を科すことなくとも更生を図ることができる旨を説明し、不起訴処分を目指しました。
結果 - 勾留請求を阻止、不起訴処分に。
結果、検察官の勾留請求を回避することができ、最終的にAさんは不起訴処分となりました。
事件を実際に起こしてしまったとすれば、反省をする必要がありますし、犯行を繰り返さない対策を講じる必要があります。そしてそれを検察官、裁判官に示す必要があります。
本件でも、それらをどのように証拠化するのかに尽力しました。