友人を強度の暴行で骨折させてしまい警察から呼び出し→不起訴
[事例 493] 暴力事件 傷害、傷害致死
性別 | 男性 | 相談に至った 経緯 |
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい | |
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年齢 | 20代 | |||
職業 | 会社員 | |||
罪名 | 傷害 | |||
弁護活動の結果 | 不起訴 |
背景
Aさんは、友人に対して強度の暴行を振るってしまい骨折などをさせてしまいましたが、その友人が怪我を放置したままの状態でいたため、重症になって手術、リハビリが必要な状態にまでなってしまいました。
Aさんは、警察から呼び出しを受け、自分のしたことの重大性に気付き、当事務所に相談に来られました。
弁護士対応 - 被害者への示談交渉
受任後、被害者のご家族の方と治療費の弁償の約束を取り付け、治療費を都度支払い続けました。
被害者の方は、怪我を放置していたことによって、手術も何度か必要な状態にあったことから、短期間で治療を終了することが難しく、症状固定に至るまでに2年以上かかる見込みでした。
そのため、速やかな示談ができず、治療費は、都度支払い続けたところ、2年経った頃に、検察庁に事件は送致されることになりました。
結果 - 不起訴処分
被害者は症状固定には至っておらず、手術やリハビリも継続中でしたが、これまで誠実に治療費を支払っていた経緯が認められて、不起訴処分となりました。
症状が重症であったことから、不起訴処分が難しいとも思われましたし、Aさんもその点は覚悟されていましたが、治療費の支払いを誠実に行っていたことが認められた結果だと思います。
人に怪我を負わせてしまった場合には、速やかに病院に連れていくなど適切な処置をして被害が拡大しないように心がける必要があります。