屋外で未成年の女性に痴漢行為をしてしまい警察に通報されたが不起訴処分

[事例 155] 性・風俗事件 痴漢
性別 男性相談に至った
経緯
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい
・示談したい
年齢 20代
職業 会社員
罪名迷惑防止条例違反
弁護活動の結果不起訴

背景

屋外で未成年の女性に対して痴漢行為を行ったAさんは、警察に通報されてしまい、警察署で取り調べを受けることになりました。

Aさんは逮捕こそされませんでしたが、その後も警察に呼び出されて取り調べを受ける予定が組まれていました。

Aさんは、検察庁に送致される前の段階で当事務所に相談に来られました。Aさんのご依頼は、示談をして、前科が付かないようにしてほしいというものでした。

弁護士対応 - 被害者の親御さんと示談交渉

被害者は未成年でしたので、親御さんと示談交渉を行うことになります。

ご依頼を受けた後、担当警察官に連絡し、弁護士限りで被害者の親御さんの連絡先を教えてもらいたいと依頼したところ、すぐに連絡先を教えてもらうことができました。それから、被害者の親御さんに連絡し、示談交渉の日程を決め、直接、被害者と会って示談交渉を行いました。

示談交渉の最初にAさんが作成した謝罪文を読んでいただいたことが功を奏したのか、交渉は比較的円滑に進みました。

結果 - 被害届が取り下げられ、不起訴処分に

最終的に15万円で示談を成立させることができました。
示談書を担当警察官に提出した後に被害者が被害届を取り下げたようで、Aさんの事件は検察庁に送致されることなく終結しました。

弁護士からのコメント

法律上は、被害届が提出されて警察官が捜査を開始した以上はどの事件も検察官に送致しなければならないことになっていますが、実務上、被害者がいる事件で被害届が提出されたものの、後にそれが取り下げられた場合、今回の事件のように、検察官に送致されずに終結するという場合もあります。

被害届が取り下げられれば必ず検察官に送致されなくなるというわけではありませんが、送致されずに済む場合もしばしばあるため、より早期に刑事手続から解放されるという意味でも、被害者がいる事件では早期に示談を成立させることが重要であるといえます。