酔って痴漢してしまい夫が逮捕→奥様からすぐに弁護士にご依頼いただき弁護活動、不起訴処分

[事例 2] 性・風俗事件 痴漢
性別 男性相談に至った
経緯
・家族が逮捕された
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい
・会社や学校に知られたくない
・示談したい
年齢 50代
職業 会社員
罪名
弁護活動の結果不起訴

背景

Aさんは、その日会社の飲み会に出席したのですが、気持ちよく飲んでしまい、いつもよりお酒の量が多くなってしまいました。その後、Aさんは帰宅するため、電車に乗ったのですが、その電車内で女性のおしりを触るという痴漢行為をしてしまい、被害者に腕をつかまれ、痴漢だと言われました。そして、そのまま駅事務室へ連れていかれ、そこへ来た警察官とともに、警察署へと行きました。そこで、自分が逮捕されてしまったことを知りました。
警察官から事件のことを伝えられたAさんの奥さんは、驚きましたが、すぐに冷静になり、どうすればいいのかインターネットで調べ、早く弁護士に相談するべきであることを知りました。
事件の翌日、Aさんの奥さんが事務所に来られ、当事務所にご依頼いただきました。

弁護士対応 - 身元引受書を作成、示談交渉、検察官に意見書を提出 

奥さんから依頼を受けた日の翌日が検察官に送致される日だったため、Aさんの身柄を早期に解放させるためには、翌日までに検察官に勾留請求をしないよう意見書を提出することが必要でした。そこで、まず、事務所にいらした奥さんに、仮に釈放されたならばAさんをきちんと監督するという身元引受書を書いてもらいました。その後、警察署にいるAさんに面会に行き、Aさんには事件の現場となった電車に乗らないことを約束してもらいました。これは、釈放後に偶然にでも被害者と鉢合わせになり、被害者を驚かせたり苦しませたりしないようにするためでした。弁護士が作成した意見書とともに、これらの書類を検察官に提出し、勾留請求しないよう求めたところ、検察官は理解を示してくれ、勾留請求はなされず、翌日Aさんは釈放されました。
その後は、検察官を介して被害者の連絡先を入手し、示談交渉をしました。Aさんが現場となった電車に乗らないことを約束したところ、被害者に理解してもらうことができ、示談が成立しました。さらに「Aさんが刑事処罰されることは求めない」とする嘆願書も書いてもらえました。

結果 - 身柄解放、不起訴処分

結果、拘束されていた被疑者の方は釈放され、最終的に不起訴処分になりました。

弁護士からのコメント

この事件では、奥さんがすぐに弁護士を探し、検察官の勾留請求前に活動を開始できたことが、その後の活動の全てによい影響を及ぼしました。
まず、すぐに釈放されましたので、会社にも事件が知られることなく、解雇されることを防ぐことができました。このことは、Aさんや奥さん、その家族の今後の人生に大きく影響したと思います。
そして、勾留されなかったことで、被害者との交渉の際も、余裕が生まれました。勾留されてしまうと、罰金などの処分がなされるまでに法律上最長でも20日間という時間制限が生まれてしまいます。それに対して、釈放されれば時間制限はありません。そのため、余裕をもって交渉に臨むことができました。
結果として、被害者にも納得してもらえましたし、また、示談金額も抑えることができたと思います。