電車で痴漢し逮捕→被害者から示談は断られた
[事例 5] 性・風俗事件 痴漢
性別 | 男性 | 相談に至った 経緯 |
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい ・示談したい |
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年齢 | 40代 | |||
職業 | 会社員 | |||
罪名 | 神奈川県迷惑行為防止条例違反 | |||
弁護活動の結果 | 不起訴 |
背景
Aさんは、電車に乗る際に被害者のおしりに触れてしまい、その場で発覚、直ちに鉄道警察に逮捕されました。
Aさんは、逮捕当初は犯行を否認していたものの、すぐ認めたため、釈放され在宅事件になりました。
被害者との示談交渉のため、本人からご依頼いただきました。
弁護士対応 - 謝罪文の作成をアドバイス、神奈川県弁護士会に贖罪寄付
Aさんは、相談時から被害者に対する謝罪と反省の意を述べていたので、直ちに被害者あての謝罪文を作成するよう指示するとともに、示談金の準備をお願いしました。
しかしながら、被害者が未成年者であったため、被害者の法定代理人であるご両親の被害感情はかなり大きく、被害者の連絡先を教えてもらうことはできませんでした。
Aさんとしては、できるかぎりのことはしたいとのご希望でしたので、示談金として準備した金額を神奈川県弁護士会に贖罪寄付しました。
そして、検察官に謝罪文と贖罪寄付の報告をし、早期から反省していることも伝えました。
結果 - 不起訴処分
その結果、不起訴処分となりました。
早期に行動に移すことに尽力しました。
示談が成立しても、しなかったとしても、本人がいつの段階でどの程度の反省をしていたのかは重要であったので、早期から準備するようにしました。