海水浴場で盗撮行為を行い通報→不起訴処分
[事例 339] 性・風俗事件 盗撮
性別 | 男性 | 相談に至った 経緯 |
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい ・示談したい |
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年齢 | 40代 | |||
職業 | 会社員 | |||
罪名 | 盗撮 | |||
弁護活動の結果 | 不起訴 |
背景
Aさんは、以前から何度か、今回の事件現場となった海水浴場で盗撮行為を行っていました。この日も同様に望遠レンズで盗撮をしていると、不審に思った周囲の人に通報され、発覚してしまいました。
Aさんはライフセーバーの事務所に連れていかれた後、警察からの事情聴取を受けましたが、幸いにも逮捕されず、その日のうちに帰宅しました。
Aさんは自分のしてしまったことを後悔し、被害者への謝罪・示談を希望して相談に来られました。
弁護士対応 - 被害者への示談対応
警察経由で本人が示談を希望している旨を被害者に伝えると「加害者が来ない」という条件付きで、お会いいただけることになりました。
被害者が未成年者だったこともあり、被害者の親御さんが交渉の窓口となって話をし、本人が反省していることを踏まえ、二度と盗撮をしないこと、現場の海水浴場に今後一切立ち入らないことなどを誓約することで、示談が成立しました。
結果 - 不起訴処分
その後、事件は検察庁に書類送検されましたので、担当の検察官に対し、示談成立した旨を伝えたところ、後日不起訴処分となりました。
盗撮・痴漢といった犯罪の場合、被害者は加害者に対して不安や恐怖心を抱いています。示談交渉の際には、被害者の詮索をしないことや、現場に近寄らないことなど、できる限り被害者の気にしている部分を取り除くようこちらから条件を提示し、スムーズに示談ができるよう心がけます。
本件も、被害者がまだ未成年ということもあり、親御さんは今後の接触を大変心配していましたので、詮索禁止等の文言を示談書に盛り込むことで納得してもらうことができました。
示談交渉をご希望の方は、泉総合法律事務所にお気軽にご相談ください。