飲酒運転で当て逃げ、逮捕勾留された→早期の身柄解放、示談成立で執行猶予

[事例 78] 交通事故 当て逃げ
性別 男性 相談に至った
経緯
・家族が逮捕された
・示談したい
・起訴された・釈放してほしい
・執行猶予にしてほしい
年齢 50代
職業 会社員
罪名 道路交通法違反
弁護活動の結果 執行猶予

背景

Aさんは飲酒運転をして物損事故を起こし、当て逃げをしてしまいました。
逮捕・勾留されてしまったので、Aさんの妻が相談にいらっしゃり、身柄解放のためご依頼いただきました。

弁護士対応 - 準抗告の申立て、被害者との示談交渉

Aさんは、家族も定職もある方でしたので、仕事の関係で身柄拘束が長期化することによる不利益が被ることを避けるため、直ちに勾留に対する準抗告を行いました。準抗告が認められ、Aさんは直ちに自宅に帰ることができました。
その後、Aさんは今回の事件の原因であるお酒を断つため、アルコール依存の治療に専念しました。
また、Aさんは物損事故を起こしてしまっていたので、Aさんの加入する任意保険会社の保険金の支払いとは別に、被害者に対する謝罪と、迷惑をかけてしまったことについての解決金の支払いを行い、示談をしていただきました。

結果 - 執行猶予判決を獲得。

被疑者段階で上記の活動を行った結果、執行猶予判決を得ることができました。

弁護士からのコメント

社会的に飲酒運転に対する厳罰化が進んでいます。被害者がいない、あるいは被害の程度が小さいとしても、飲酒したにもかかわらず運転したという事実は重いです。
酒を断つための取り組みを早期に始めるためにも、早期の身柄解放が必要となるので、準抗告の準備をすぐ行うように心がけました。