刑事事件の流れに関する質問

否認の場合、有罪になったときの刑罰(量刑)が自白の場合よりも重くなりますか?

否認していて有罪になった場合、結果的には刑が重くなります。
自白して反省しているという姿勢は被告人にとって有利に働きます。なぜなら、罪を認め反省していると裁判官から評価されるためです。一方で、否認や黙秘を続けた場合、“被告人は自身の罪を認めておらず、まったく反省していない”と判断されやすくなるため、自白の場合よりも重い刑罰になるのです。また、自白していた場合には示談等の被害者対応ができますが、否認している場合にはそれができません。これらの結果、刑が重くなってしまいます。
したがって、供述を行うにあたりどのようなスタンスでのぞむべきか、弁護士と慎重に相談しながら進めていくことをおすすめします。

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