刑事事件の流れに関する質問

拘束されている家族と面会するとき、何か注意すべき点はありますか?

まずはご家族が拘束されている場所を確認しましょう。一般的には留置場ですが、具体的にどこの留置場であるのかを忘れずに確認してください。警察から連絡があった際に、担当の警察官に聞けば教えてくれます。

その他にも、次の点に注意しましょう。
➀ 面会可能な時間帯
面会できるのは平日のみとなります。土日祝日、および年末年始は面会できません。
面会できる時間帯は、各留置所によって多少異なりますが、午前8時半から昼休みを除く午後5時15分ころまでのところが多いようです。

②一度の面会時間の長さ
混雑具合によって異なりますが、だいたい15分から20分程度になります。

③一緒に面会室に入ることができる人数
これは3人までに制限されています。
ちなみに、面会は、拘束されているご本人から見て、1日に1回しかできません。
たとえば、ご家族の方がどうしてもその日に面会したいと希望した場合であっても、先に友人や会社同僚など別の誰かが面会していれば、ご家族がその日に面会することはできません。

④ 差し入れ可能な物
一般的には、衣類、歯磨き粉・歯ブラシ、本、お金などは認められています。
ただし、自傷防止の観点から、衣服についてはひも状のものを差し入れることはできません。たとえば、ジャージの腰部分に付いているひもなどは事前に抜き取られます。
また、食べ物を直接差し入れることはできません。
差し入れについては、他にも細かい制約がありますので、事前に留置管理課に確認しておきましょう。

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