被害者の連絡先を警察や検察から教えてもらえるのですか？

通常、捜査機関が加害者本人に被害者の連絡先を教えてくれることはありません。ですので、そもそも加害者本人が被害者と接触すること自体が難しいです。
被害者の心情としては、「加害者に電話番号や住所を知られたくない」「加害者と直接会って、会話するなんて絶対に嫌だ」というのが本音です。
たとえ何かしらの方法で被害者の連絡先を知りえたとしても、直接、加害者本人が示談交渉にのぞむことはおすすめできません。なぜなら、被害者の感情を逆なでしてしまい、加害者にとって不利な結果につながる可能性が高いからです。

ですので、被害者との示談交渉は示談経験の豊富な弁護士に任せることをおすすめします。
弁護士であれば被害者も警戒心を解いてくれることが多く、また直接加害者と会って話さないで済むため、連絡先を教えてくれることが多く、示談交渉もスムーズに進みます。